葬儀後の遺影はどう扱うべき?いつまで飾る?飾る場所に決まりはある?
2023/01/21
葬儀に必須となる遺影ですが、いざ葬儀が終わってしまうとどのように扱えばいいのか悩んでしまいませんか?
そこで、葬儀後の遺影の取り扱いについて、確認しておきたい情報をまとめてみました。
四十九日までのあいだは、取り扱い方法が明確に定められていることもあるため、きちんとチェックしておきましょう。
葬儀が終わった後の遺影はどのように扱う?
お通夜や葬儀の際に必要となるものの一つに、遺影があります。
遺影とは、故人の顔立ちを表した写真のことです。
お通夜や葬儀の際には、中央の目立つ部分に遺影を飾り、参列者は遺影へ目を向けながら故人へ想いを募らせることとなるでしょう。
ところがひとたび葬儀が終わると、遺影の扱いに困ってしまうのではないでしょうか。
遺影のほか、位牌などの葬儀で必要になるものは一般的な扱い方の傾向はあれど「必ずこうしなければいけない」というルールは決まっていません。
そのため、遺族とも話し合いながらどのように扱うか決めておくと良いでしょう。
葬儀のあとはご遺骨安置檀に遺影を飾る
葬儀が終わったあと、遺影は「ご遺骨安置檀」に飾ります。
ご遺骨安置檀とは、遺族の自宅に作る小さな安置檀です。
葬儀後、ご遺骨安置檀は四十九日を迎えるまで飾り、故人の遺影や遺骨と遺族が最期の時間を過ごします。
四十九日の法要が終わったあとは、遺骨をきちんと納骨するなどしてご遺骨安置檀も片付け、遺影の扱いについても特に決まりがなくなります。
「初盆や一周忌の法事で遺影を使うので保管しておくべき」というケースもあれば、「使う予定がないので処分してしまおう」というケースもあります。
遺族間で話し合い、扱い方を決定しましょう。
遺影を保管したほうがいいケース
遺影やご遺骨安置檀は、法事などの際に使用することもあります。
その場合は、きちんと保管しておきましょう。
初盆や法事の進め方は、地域性や宗派によっても違います。
そのため、遺族や菩提寺と話し合ってどのように進めていく計画なのか確認しておくと良いでしょう。
また、遺影は故人を近くに感じられる存在となります。
そのため「使う予定があるわけではないけれど、いつまでも近くに置いておきたい」と感じることもめずらしくありません。
遺族や親族の意向を聞きながら、故人の面影を残すために遺影を飾っておくのも良いでしょう。
「必ずこうしなければいけない」というルールがないからこそ、遺族の希望を重視しながら取り扱って構いません。
遺影はどこに飾る?
四十九日を迎えるまでは、ご遺骨安置檀を作って遺影を飾りますが、四十九日の後に飾る場所については特に決まりがありません。
多くの場合、仏間や床の間のようなスペースに飾ることが多いようです。
しかし必ずしもこのようにしなければならないというわけではありません。
遺影は、葬儀場でも目立つように大きいサイズで作られています。
そのため、いざ仏間や床の間に飾ろうとしてもスペースの問題でなかなかうまくいかないこともあるでしょう。
その際には、遺影で使った写真を小さめに焼き直して仏壇に飾るという方法があります。
L版や2L版のようなサイズに刷れば、市販のフォトフレームにおさめることができます。
このサイズであればどこでも自由に保管できますので、好きな場所に飾りましょう。
仏間がない自宅なら、リビングのように人が集まる場所や、家族の視線が向きやすい場所に飾るのがおすすめです。
自然と視界に入ることによって、故人を慈しむことができるでしょう。
遺影を処分する方法とは?
遺影を保管するのが難しいとき、また小さな写真サイズで保管することに決めたので大きな遺影は不要となったときには、遺影を処分します。
宗教的に定められている決まりもありませんから、基本的には他の不用品と同様に処分しても構いません。
自治体のルールに従っていれば、不燃ゴミなど普通のゴミとして出しても良いのです。
しかし故人の顔が映っているものですから、ゴミに出すのは抵抗がある人も多いでしょう。
そのときは、神社やお寺に遺影の供養やお焚き上げをお願いしましょう。
そのほかに、遺品整理業者へ依頼するという方法もあります。
「まちの遺品整理屋さん」では、遺影はもちろん、位牌など葬儀関連のものから故人の遺品まで、あわせて処分を担当いたします。
遺族の手で処分するのは気持ちの面でも手間の面でも躊躇してしまうものも、丁重に取り扱い適切な方法で処分しますので、まずはご相談くださいませ。
まとめ
遺影は四十九日まで、ご遺骨安置檀で管理することが一般的です。
その後の取り扱い方は特に決められていないので、遺族と話し合いながら保管するか、処分するか決定しましょう。
「まちの遺品整理屋さん」では、取り扱いに困っている遺影の処分も代行しますのでまずはご相談ください。
監修者:大坂 良太 所有資格:遺品整理士・事件現場特殊清掃士
作業は”丁寧”がモットー。大切な人が遺したものだから、私たちも 大切に扱わせていただきます。遺品にまつわる思い出話をうかがいながら、 一つずつ整理していく。こうした遺品整理の過程が「思い出の整理」となり、 少しでもお客様の心が温かくなればと願っています。
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