お札の処分方法は?注意点や燃えるごみとして出すときのルールなど
2022/08/09
神社やお寺などでもらったり、購入したりしたお札をどう処分したらいいのか悩んでいる方はいらっしゃいませんか?
お守り同様、気軽に捨てられるものではない…と感じている方も多いでしょう。実際、お札を処分するには、適切な方法で処分することが望ましいとされています。
そこで、今回は不要になったお札の処分方法や、お寺もしくは神社に持ち込む際に知っておくべきこと、処分時の注意点など幅広くご紹介します。
目次
お札の処分方法
お札の処分方法は、大きく4つの方法が挙げられます。
具体的に、どんな処分方法があるのか以下から見ていきましょう。
遺品整理業者に回収してもらう
お札の処分方法として、まず挙げられるのが「遺品整理業者への相談」です。
遺品整理業者は、文字通り遺族に代わって遺品整理をしたり、ごみ屋敷を片づけたりするのが主な業務です。しかし、業者によってはお札の回収・お焚き上げなども行っています。
そのため、「自宅で捨てるのは抵抗がある」という方は、遺品整理業者に回収してもらうことをおすすめします。
ただし、遺品整理業者によっては、お札の回収のみの依頼は行っていない場合もあるので、問い合わせなどできちんと確認したうえで依頼しましょう。
寺社に持ち込む
お札を処分する方法の一つに、そのお札を発行してもらった寺社に持ち込むといったものがあります。
寺社への持ち込みは、基本的にその寺社で発行したお札のみとなるので、どこで発行してもらったのかを覚えておくことが大切です。
ただ、寺社によっては、ほかの寺社で発行したお札や、宗教・宗派が異なる場合であっても持ち込みを受け付けていることもあります。
「どこで発行してもらったか覚えていない」「遠方で発行してもらったから足を運ぶのが難しい」など、事情があれば一度近隣の寺社に相談してみるといいでしょう。
自宅の庭で燃やす
自宅に庭があれば、扶養なお札を庭で燃やして処分する方法があります。
お札と聞くと、必ずしかるべき場所で処分しなければならない、といったイメージがありますが、実は明確な処分ルールはありません。
抵抗がなければ、自宅の庭で燃やしてそのまま処分することも可能です。ただし、あくまでも自宅の庭でのみ可能な話であり、自宅前の公道やバーベキュー会場などの公的な場所で燃やすのは避けましょう。
燃えるごみに出す
お札は、紙や木材でできていることがほとんどなので、抵抗がなければ燃えるごみとして処分しても問題はありません。
燃えるごみとして出す場合は、自治体のルールに従って指定日に出しましょう。ただし、50cmを超える木材の場合は、粗大ごみに分類されます。
有料での処分となるので、あらかじめ自治体のごみ処分のルールを確認してください。
お寺や神社に持ち込むときに知っておくべきこと
供養料について
お寺や神社にお札を持ち込んで処分する場合、供養料は無料もしくは100円程度で受け付けてもらえることが多いです。
供養料とはいわゆる「お気持ち」のことであり、お寺や神社に納めるお金のことです。しかし、お札の処分に関してはそこまで厳密に考える必要はないのが事実。ほとんどのお寺や神社が、お札の供養料を0円もしくは格安としています。
ちなみに、「感謝の気持ちとして多めに供養料を納めたい」と、自分で判断した料金を納めることも可能です。
足を運べない場合は「郵送可」のお寺・神社に相談
あまり知られていませんが、お寺や神社によっては、郵送でのお札の回収に対応しているところもあります。
郵送サービスを提供しているお寺や神社であれば、遠方に住んでいたり、忙しくて足を運べないときでも、持ち込みしやすくなるのでおすすめです。
ただし、直接持ち込む場合とは異なり、郵送費用や処分費用が発生することもあるので、事前に料金について確認をとっておきましょう。
お札を自宅の庭で燃やす場合の注意点
本記事では、お札の処分方法として「自宅の庭で燃やす」を取り上げましたが、その場合は近隣トラブルに十分注意しましょう。
たとえば、近隣住民が窓を開けていたり、屋外に洗濯物を干していたりするときに、お札を庭で燃やしてしまうと、周囲から苦情が来る可能性があります。
近隣トラブルの原因になりかねないため、事前に近隣住民に相談をしておくか、別の方法で処分するかを考えてみてはいかがでしょうか。
お札の処分は遺品整理業者への依頼が簡単
お札の処分方法はさまざまなものがありますが、遺品整理業者への相談が最も簡単です。
お札を自宅まで回収に来てくれるだけではなく、お焚き上げや供養なども担ってくれます。また、必要であれば、同時に遺品整理やごみ屋敷の片づけなど、さまざまな作業も依頼できるので、利用しやすいサービスといえるでしょう。
おわりに
遺品整理や部屋の片づけなどで見つけたお札を、どのように処分すればいいのかわからない…と悩む方は少なくありません。
お札の処分方法に明確なルールはないものの、自分の納得できる形で手放したいところ。
ぜひ、今回ご紹介した内容を参考にしながら、お札の処分方法について考えてみてください。
監修者:大坂 良太 所有資格:遺品整理士・事件現場特殊清掃士
作業は”丁寧”がモットー。大切な人が遺したものだから、私たちも 大切に扱わせていただきます。遺品にまつわる思い出話をうかがいながら、 一つずつ整理していく。こうした遺品整理の過程が「思い出の整理」となり、 少しでもお客様の心が温かくなればと願っています。
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