粗大ごみを解体したい!方法やメリット、解体せずに処分する方法
2021/12/20
「粗大ごみを解体して回収に出したい」「粗大ごみとしてではなく燃えるごみとして処分できないだろうか」など、粗大ゴミの処分方法に頭を抱えている方はいらっしゃいませんか?
粗大ごみは気軽に運べるものでもなく、手放すのが難しいのが現状。「解体してそのまま回収に出せないだろうか」と考える方は多いです。
そこで、今回は粗大ごみを解体する方法や、解体するメリット、解体せずに処分する方法などについて詳しく解説します。
目次
粗大ごみを解体して回収に出す方法
粗大ごみを解体して回収に出すにあたり、具体的な方法は以下の通りです。
まずは解体可能かを確認
粗大ごみを解体する前に、まずは「そもそも解体が可能か」を確認する必要があります。
単純に技術的に「自分で解体できそうか」はもちろんのこと、家電リサイクル法の対象外の製品であるかも確認しなければなりません。
エアコンやテレビ、冷蔵庫などは家電リサイクル法により、解体してはいけないと定められています。
うっかり解体してしまう前に、家電リサイクル法の対象外であるかをきちんと確認しましょう。
工具で解体していく
解体可能な粗大ごみであれば、工具で解体していきましょう。
解体に必要な工具は粗大ごみの種類によって異なるものの、主にノコギリや万能ハサミ、ドライバー(ねじを外すため)などです。
また、大きな部品を壊して解体するのであれば、ハンマーがあると便利です。
作業中の怪我に注意
粗大ごみの分解作業中、怪我には十分注意してください。
とくに、工具を使用して粗大ごみを分解すると「指をはさむ」「指を切る」などの怪我がありがちです。
作業に不安がある場合には、むやみに自分で解体せずに専門業者への相談をおすすめします。
粗大ごみを解体するメリット
粗大ごみを解体するにあたり、一体どのようなメリットがあるのでしょうか。
そのまま処分せずに、解体してから処分するメリットを見ていきましょう。
粗大ごみの回収手数料がかからない
粗大ごみを解体するメリットとして、まず挙げられるのが「粗大ごみの回収手数料」が不要になる点です。
一般的な粗大ごみの場合、無料で引き取ってもらうことは難しいのが現状です。自治体に回収してもらう場合には、自治体ごとに設けられている料金を支払わなければならないので、お財布事情が厳しい方には難点といえるでしょう。
しかし、解体すれば、通常のごみとして処分できるので回収料金などが発生することはありません。
「お金をかけずに処分したい」という方にもピッタリです。
手軽に処分できる
粗大ごみを解体して処分するメリットの一つが「手軽に処分できるようになること」です。
大きな粗大ごみを処分するには、処理場まで運んだり、家の外まで運んだりと、重労働になるもの。しかし、解体すれば負担のない大きさにごみを複数にまとめておけるので、手軽に処分しやすくなります。
とくに、女性や高齢者の場合は、重たい粗大ごみを運ぶのは難しいのではないでしょうか。
分解して手軽に処分できる点は、大きなメリットと言えるでしょう。
粗大ごみを解体せずに処分するには?
粗大ごみを処分したいけれど、解体するのは面倒…という方も少なくありません。
ここからは、粗大ごみを解体せずに処分する方法をご紹介していきます。どのような選択肢があるのか、以下を参考にしてみてください。
不用品回収業者に依頼する
粗大ごみを解体せずに処分する方法として、最もおすすめなのが「不用品回収業者への依頼」です。
専門業者であれば、自宅の中にある粗大ごみもきちんと屋外へと運びだしてくれます。自分で家の外まで運び出す必要がないので安心です。
不要な粗大ごみを最も手軽に処分できる方法なので、「手間なく処分したい」と考えている方におすすめです。
自治体に依頼する
比較的定番の粗大ごみ処分方法が、自治体への依頼です。
自治体に相談すると、家の近くまで専用車を出してくれるので、自分で処理場へ運ぶ必要がありません。
とはいえ、粗大ごみを家の外まで運ぶのは持ち主の仕事。担当者が家の中から運びだすわけではないので注意してください。
売る・譲る
不用品を解体せずに手放したいときには、売却もしくは知人・友人などへの譲渡がおすすめです。
売却であれば、フリマサイトや、リサイクルショップなどの利用が定番。譲渡であれば、知人や友人に自宅まで取りに来てもらうといった方法があります。
買い替えのタイミングで引き取ってもらう
新しく買い替えを検討中であれば、新しい製品を設置すると同時に、不要になった製品を引き取ってもらいましょう。
最近では、不要になった粗大ごみを交換のタイミングで引き取ってくれる家電量販店などが多いです。
とはいえ、全ての店舗で対応しているわけではないので注意してください。
おわりに
粗大ごみの処分は、多くの人が悩む問題の一つです。
解体して処分する方法もありますが、作業の手間がかかってしまうのも事実。まずは、自分に適した処分方法を模索しながら、安全に実施できそうな方法を取り入れてみてください。
監修者:大坂 良太 所有資格:遺品整理士・事件現場特殊清掃士
作業は”丁寧”がモットー。大切な人が遺したものだから、私たちも 大切に扱わせていただきます。遺品にまつわる思い出話をうかがいながら、 一つずつ整理していく。こうした遺品整理の過程が「思い出の整理」となり、 少しでもお客様の心が温かくなればと願っています。
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