大阪市のごみルールはどうなってる?ごみの持ち込みや粗大ごみについて
2021/12/08
「大阪市のごみルールってどうなっているの?」「粗大ごみってどうやって出したらいいの?」など、大阪市でのごみの出し方について悩んでいる方はいらっしゃいませんか?
ごみの処分は、自治体ごとに明確にルールが設けられているので、自己判断で処分することはできません。ごみ処分のルール違反は、地域住民に迷惑になるだけではなく、処分方法によっては処罰の対象にもなります。
そこで、今回は大阪市におけるごみ出しのルールについて、詳しく解説します。
目次
粗大ごみを持ち込んで処分する方法
大阪市の処理場にごみを持ち込んで処分する場合、あらかじめ予約しておく必要があります。
予約が済んでから、指定日にごみを処理場へ持ち込んで、重さなどで算出された料金を支払います。ただし、支払い方法は現金のみ。クレジットカードや、各種ポイントカードなどは使えないので注意してください。
大阪市での「粗大ごみ」の対象
自治体によって、「粗大ごみ」として分類されるごみは大きく異なります。
大阪市で粗大ごみの対象となるのは、以下の通りです。
長さ及び幅が30cmを超えるもの
大阪市で「粗大ごみ」として定められているのは、長さや幅が30cm以上に及ぶものです。
一般的な家具であれば、基本的に長さや幅が30cmを超えるので、ほとんどが粗大ごみの扱いになります。
分解すれば通常の燃えるごみとして処分できる場合もありますが、そのまま処分したい場合には粗大ごみとなることを覚えておきましょう。
棒状であれば1m以上
棒状のものに限り、長さは1m以上で粗大ごみとして判断されます。
たとえば、物干し竿やつっぱり棒、フロアワイパーの柄などは、粗大ごみとなるので、注意してください。
ちなみに、素材にもよりますが、短くカットして処分するのであれば、燃えるごみとして出すことが可能です。
大きさの基準を満たしていても「粗大ごみ」として処分できないものも
上記では粗大ごみに分類されるごみのサイズについて解説しましたが、大きさの基準を満たしていても粗大ごみとして処分できない場合があります。
後述しますが、危険なものや、リサイクル法などに指定されているものなどは、粗大ごみとして処分できません。
粗大ごみの処分にはいくらかかる?
粗大ごみを処分する場合、どれくらいの費用がかかるのかは気になるところです。
ここからは、粗大ごみの処分にはいくらかかるのか、詳しく見ていきましょう。
品目ごとに異なる
粗大ごみの処分費用については、結論から言うと品目ごとに異なるのが現状です。そのため、一概に「○円かかる」とは言い切れません。
安価なものでは、200円程度で済みますが、大きいものであれば1,000円の処分費用がかかります。
たとえば、一人掛け用の椅子は200円で処分できるのに対し、天板が大きめ(1mを超える)テーブルは処分費用として1,000円がかかります。
何を処分するかで費用が異なるので、事前に大阪市へ問い合わせておくことをおすすめします。
場合によっては減免や免除あり
粗大ごみにかかる処分費用は、例外として減免や免除が認められる場合があります。
減免や免除が認められる条件は次の通りです。
・粗大ごみを処分するときに生活保護を受給中
・自立支援などの支給給付受給者
・永住帰国した中国残留邦人等
上記に該当する場合には、粗大ごみの処分が減免もしくは免除となるので、予約の際に該当するかを確認しておくことをおすすめします。
大阪市で「粗大ごみ」として処分できないものは?
大阪市では明確に「粗大ごみ」についてルールを定めていますが、仮に大きさなどの条件を満たしていても粗大ごみとして処分できないことがあります。
具体的には、どのような不用品が粗大ごみとして処分できないのでしょうか。
家電リサイクル法指定の製品
仮に大きさなどの基準を満たしていても、家電リサイクル法指定の家電製品は粗大ごみとして処分することができません。
テレビ、エアコン、冷蔵庫、洗濯機などは専門の業者やメーカー、家電販売店などにリサイクル料金・運搬料を支払って処分する必要があります。
また、パソコンも資源有効利用促進法において、そのまま粗大ごみとして処分することは禁じられています。リサイクルが必要となるので、メーカーや家電量販店などに相談してみましょう。
処理しにくいもの
粗大ごみとしてのサイズを満たしていても、一般的に処理が難しいものは処理場へ持ち込んでも処分してもらえません。
たとえば、ガスボンベや自動車のタイヤ、ミニバイクなどは、処理が難しく処理場では対応外となります。
処分が難しいごみの対処法
処分が難しいごみを手放したい…という場合、大きな選択肢として挙げられるのが「専門業者への依頼」です。
不用品回収業者や遺品整理業者などは、処分の難しいごみも積極的に回収しています。数千円~1万円ほどの費用がかかるものの、自宅まで回収に来てもらえるので非常に便利。
手間なく不用品を処分できるのでおすすめです。
おわりに
大阪市では、粗大ごみの取扱いについてさまざまなルールを設けています。
きちんとルールに沿って処分するためにも、正しく理解を深めて、適切に処分しなければなりません。
まずは、本ページを参考にしながら、大阪市でのごみの処分方法について考えてみてはいかがでしょうか。
監修者:大坂 良太 所有資格:遺品整理士・事件現場特殊清掃士
作業は”丁寧”がモットー。大切な人が遺したものだから、私たちも 大切に扱わせていただきます。遺品にまつわる思い出話をうかがいながら、 一つずつ整理していく。こうした遺品整理の過程が「思い出の整理」となり、 少しでもお客様の心が温かくなればと願っています。
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