部屋を丸ごと処分したい!費用相場や注意点、よくある疑問について
2022/08/19
「ゴミ屋敷の部屋の物を丸ごと処分したい」
「部屋を丸ごときれいにしたい」
など、現在の部屋の状況に悩んでいる方はいらっしゃいませんか。
自分一人では片づけがままならなくなってしまったとき、業者に依頼して部屋を丸ごと片づけてもらうといった方法があります。
しかし、そこで気になるのが費用や業者を利用するときの注意点などではないでしょうか。
今回は、部屋を丸ごと処分したいと考えている方へ向けて、費用相場や業者を利用する際の注意点などについて詳しくご紹介します。
目次
部屋を丸ごと処分する際の費用相場
部屋を丸ごと処分するにあたり、どの程度の費用がかかるのかは大きな疑問です。
まずは、具体的な費用相場について詳しくご紹介します。
間取り・広さ別
部屋を丸ごと処分する場合、おおよその費用相場は次の通りです。
【部屋を丸ごと処分する場合の費用】
1K:25,000円~
1DK:55,000円~
1LDK:70,000円~
2DK:100,000円~
2LDK:120,000円~
3DK:140,000円~
3LDK:150,000円~
4DK:170,000円~
4LDK:190,000円~
上記の通り、部屋を丸ごと処分したり片づけたりする場合の費用は、部屋が広くなるほど(部屋数が増えるほど)高額になる傾向にあります。
とはいえ、部屋の構造や物の多さ、汚れの程度などによって費用は変動するため、あくまでも目安として参考にしてください。
ハウスクリーニング費用
ハウスクリーニングを依頼するほど部屋の汚れがひどい場合は、前項の費用にさらに以下の費用がプラスされます。
1DK・1LDK:25,000円~
2LDK・3DK:40,000円~
3LDK・4LDK:60,000円~
ハウスクリーニングの費用は、清掃の規模などによって大きく異なります。
また、業者によっては上記の金額よりも安価で提供していることもありますが、作業レベルが不十分であったり、清掃における知識が不足して適切に作業が進まなかったりするケースもあります。
原状回復費用
現状回復とは、汚れや劣化が深刻化し、工事が必要となるほどの状況を元の状態に戻す作業を指します。
原状回復が必要となるのは、孤独死などで住人が死亡した後、発見が遅れて腐敗してしまうケースや、長年ごみ屋敷となっていて清掃だけでは元の状態に戻せない場合などです。
どれくらいの規模の現状回復工事を行うかで費用は大きく変動してしまい、一概にはいえませんが、おおよその目安は以下の通りです。
【原状回復費用の平均額】
損害額:4,000,000円
支払保険金:2,600,000円
【最大損害額】
4,200,000円
現状回復は、工事やリフォームなど対応範囲が広いうえに、規模も大きいのでかかる費用も高額になる傾向にあります。
場合によっては、上記の金額を大きく上回る可能性も視野に入れる必要があるでしょう。
特殊清掃費用
現状回復工事が必要となるほどではないものの、深刻なごみ屋敷や放置された孤独死の問題などによって、部屋の汚れがひどくなってしまうことがあります。
こうした場合には、特殊清掃(もしくは消臭工事)が必要となります。
特殊清掃が必要となる場合は、以下の費用を目安にしてください。
特殊清掃:30,000円~
プラズマオゾン脱臭:20,000円~
害虫駆除:13,000円~
ごみ屋敷化などに伴い、虫が湧いてしまうと害虫駆除の作業も必要となります。
不用品回収業者を利用する際の注意点
部屋を丸ごと処分するにあたり、不用品回収業者を利用する際には、以下に注意してください。
信頼できる業者に相談する
業者を選ぶ際には、信頼できるところに相談してください。悪質な業者の場合、引き取った不用品をそのまま不法投棄するリスクがあります。
また、相場以上の費用で依頼を引き受けるなど、ぼったくり業者も存在するため、相見積もりをするなどして、信頼できる業者を見極めましょう。
買取実績の豊富な業者に依頼する
不用品を買い取ってもらうことを期待しているのであれば、買取実績の豊富な業者に依頼することが大切です。
買取に力を入れていない業者の場合、せっかく不用品を買取に出しても、納得できる価格で引き取ってもらえないことがあります。
部屋を丸ごと処分する際のよくある疑問
ここからは、部屋を丸ごと処分する際のよくある疑問についてご紹介します。
「こんなときはどうなるの?」といった疑問をお持ちの方は参考にしてみてください。
引っ越し業者に部屋を丸ごと処分してもらうことは難しい
引っ越しを視野に入れ、引っ越し業者についでに部屋を丸ごと処分してもらおうと検討している方は少なくありません。しかし、結論からいうと引っ越し業者は、部屋にある不用品の処分までは対応していないことがほとんどです。
あくまでも引っ越しに伴う荷物の移動などがメインのサービスとなるため、部屋を丸ごと処分するサービスは、専門の業者に依頼する必要があります。
家具と一緒に家を取り壊すことは不可
「家具も建物も不要だからそれぞれ一緒に取り壊したい」と考えている方は少なくありません。しかし、家具が建物の中にある状態で家を取り壊すことはできないのが現状です。
しかし、解体依頼であれば家具があっても可能な場合があります。処分費用は回収業者の10倍となるものの、住宅の解体をしてもらえます。
予算やスケジュールなどと照らし合わせながら、都合のいい方法を探してみてください。
おわりに
部屋を丸ごと処分したいと考えている方にとって、実際の依頼費用はどれくらいかかるのかは気になるところです。
現在、ごみ屋敷に悩んでいる方や、親族の孤独死に伴い部屋の片づけを進められない方は、今回の記事を参考にしながら予算計画を立ててみてはいかがでしょうか。
監修者:大坂 良太 所有資格:遺品整理士・事件現場特殊清掃士
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