亡くなった人の衣類はどのように処分するべき?遺品整理のタイミングと処分方法
2022/12/13
亡くなった方の遺品を処理するのは、どうしても心苦しく感じてしまうかもしれません。
だからと言ってそのまま放置していると、使うタイミングもないまま自宅内の収納スペースをむやみに圧迫してしまいます。
遺品の中でも特に衣類は大きなスペースを占めるものですから、早い段階で処分しておくことをおすすめします。
亡くなった人の衣類の処分方法とは?
故人が生前に着ていた衣類は、思うように処分できないまま放置されている……ということもあるのではないでしょうか?
遺品の取り扱いについては、「必ずこうしなければいけない」という決まりはありません。
遺族の意向に従って、比較的自由に取り扱っても問題ないのです。
遺品となった衣類の管理方法のひとつとして、形見分けがあります。
衣服の中でもサイズの合うもの、まだ着られるものであれば、遺族や親族、さらに友人、知人とともに分け合って構いません。
自分では着られないものでも「故人との思い出として持っておきたい」という人もいるでしょう。
あらかじめ親族などに聞いてみることで、形見分けを希望する人が出てくるかもしれません。
「デザインは好みでぜひ着たいけれど、サイズが合わない」という衣服については、仕立て直しも検討しましょう。
特にドレスやスーツ、和服のように高額なものであれば、「着れないから」といって捨ててしまうのはもったいないものです。
仕立て直しによって誰かが着られるようになるのであれば、ぜひ有効活用しましょう。
着られない故人の衣類はどのように処分する?
中にはデザインが流行に左右されてしまうもの、汚れているもの、破損のあるものもあるかもしれません。
そうした着用するのが難しい衣服に関しては、可燃ごみに出しましょう。
素材によっては可燃ごみ以外の分類になる場合もありますから、自治体のルールに従って処分してください。
「故人の大切な衣類だからこそ、ごみに出すのは罪悪感がある」という人であれば、供養も検討しましょう。
お寺や神社に、遺品供養を依頼できる場合がありますので、菩提寺などに問い合わせ、詳細を確認してみてください。
お焚き上げなどをするときには、費用がかかる場合もありますのでその点もあわせて問い合わせることをおすすめします。
亡くなった人の衣類を処分するタイミングは?
故人の衣類について、必ずこのタイミングまでに処分しなければならないという決まりはありません。
葬儀が終わったらすぐに手をつけても構いませんし、心の整理がつくまで置いたままにしていても良いでしょう。
形見分けをする予定であれば、一周忌法要のように親族が集まるタイミングで処分をすることをおすすめします。
親族が集まっている場なら「私はこれを形見としてもらいたい」というような希望をすみやかに聞くことができます。
欲しいものについて、本人たち同士で相談しながら譲り合うこともできるのでトラブルにもなりにくいでしょう。
衣類の中でも特に高価なものであればら遺産相続にも関わってきます。
勝手に売却したり、処分したりするとトラブルに発展する可能性もあるため、一度親族たちに相談して了承を得ると良いでしょう。
もちろん、必ずこのような機会に処分しなければならないわけではありません。
気持ちの整理がつかないままで遺品を整理するというのは、なかなか大変な作業と言えるでしょう。
急ぐ必要がないのであれば、気持ちの整理がついてからの処分でも構いません。
ただし、故人が賃貸物件に住んでいたときには注意してください。
賃貸物件は、借りているあいだは賃料を支払い続けなければいけません。
たとえ借主が亡くなってしまったとしても、遺品を残したままにしているあいだは支払いが発生しますから、できるだけ早く遺品整理を行いましょう。
戸建てでも、物があるだけの空き家になっていると空き巣や放火、不法投棄といったトラブルの引き金になりかねません。
遺品についてはなるべく早く処分をしておく方が安心です。
業者に対応を任せるのもあり!
日頃からよく身につけていた衣服は、故人を直接的に思い出すきっかけにもなるでしょう。
そうした衣服を「使わないから」といって自分で捨てるなど、処分するのは心苦しいものではないでしょうか。
自分で処分するのに抵抗があれば、業者に依頼するのも良いかもしれません。
遺品整理業者では、衣類をはじめとした遺品の整理や買い取りを行います。
ただ捨てるのではなく、買い取りをお願いすることによって売上金額を受け取れるのは魅力と言えるでしょう。
「まちの遺品整理屋さん」では、遺品整理のプロフェッショナルが、遺品を適切に取り扱い、整理や必要に応じた買い取りを担当します。
数の多い衣服類も、遺族のご要望にあわせて一つひとつ点検しながら買い取りできるものは買い取りし、処分するものに関しては適宜処分いたします。
衣服に限らず、身の回りの遺品に関してどんなものでも適切な処分や買い取りをします。
処分が面倒になりがちな、大型の家電や家具についても対応いたしますので、遺品整理をスムーズに進めたいときはぜひご利用ください。
まとめ
衣類などの遺品は、まだ使えるものであればほしい人がもらったり、仕立て直して着たりしても構いません。
もちろん、遺族が問題なければ捨てたり売却したりしてもいいですよ。
遺品の衣服は、遺品整理業者の「まちの遺品整理屋さん」へご相談ください。
監修者:大坂 良太 所有資格:遺品整理士・事件現場特殊清掃士
作業は”丁寧”がモットー。大切な人が遺したものだから、私たちも 大切に扱わせていただきます。遺品にまつわる思い出話をうかがいながら、 一つずつ整理していく。こうした遺品整理の過程が「思い出の整理」となり、 少しでもお客様の心が温かくなればと願っています。
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