賃貸物件の遺品整理は誰がする?どうやって行う?スムーズに進める方法は?
2022/10/28
近年、孤高死をはじめとした一人暮らし世帯の問題を耳にする機会も多いのではないでしょうか。
特に大きな問題となるのが、個人が住んでいた場所が賃貸物件だった場合の、亡くなったあとの処置です。
遺品整理が必要な場合には誰が、どのように行うべきなのか解説していきましょう。
賃貸物件の遺品整理は誰がするの?
賃貸物件で一人暮らしをしている人が亡くなったとき、問題になるのが部屋の始末、つまり遺品整理ですよね。
原則として、入居者本人になにかあった場合には賃貸物件の連帯保証人がその責任を引き継ぐものとされています。
一般的に多くの賃貸物件では借りるための契約時に、連帯保証人を立てなければいけません。
そして入居者本人が亡くなったときには、その連帯保証人に賃貸契約の義務が生じます。
連帯保証人は遺品整理をしたり、部屋を解約するための手続きをしたり、解約のために原状回復をしたりといった義務を果たす必要があります。
連帯保証人がいないときには、相続人が遺品整理をすることになります。
遺言書など指定されている相続人(血縁者に限らない)か、法定相続人が遺品整理を行ってください。
もし相続人が一人でないのなら、遺品整理とそのための費用は分担します。
たいていの場合は故人の親や子供のように近い親族が行うことになるでしょう。
賃貸の遺品整理はいつまでにする?
遺品整理は「この日までにしなければいけない」という決まりはありません。
しかしたいていの場合、なるべく早く行うべきといえるでしょう。
故人が賃貸物件に住んでいたのであれば、故人の「賃借権」は、連帯保証人もしくは相続人が引き継ぐこととなります。
連帯保証人や相続人は、遺品整理が完了し契約を解消するまで毎月の家賃を支払う義務が発生します。
遺品整理が長引けば長引くほど、その分の支払い額が大きくなってしまうので、なるべく早く遺品整理を終わらせ退去の手続きを済ませたいですね。
賃貸物件を退去するときの流れ
賃貸物件での遺品整理をするときにはまず、賃貸契約書を確認しましょう。
契約の際に必ず渡される賃貸借契約書には、家賃をはじめ賃貸物件にまつわるルールが記載されています。
入居者が亡くなってしまったときの対応や退去の流れなども記載されているはずですので、まず確認してください。
場合によっては退去にあたって違約金が発生することもありますが、そうした内容も記載されていますよ。
あわせて、賃貸物件のオーナーや管理会社にもきちんと連絡しましょう。
遺品整理作業を行うときには、廊下やエントランスを家具や家財で一時的にふさいでしまう可能性があります。
予定の日時がわかれば、あらかじめ伝えておくことで近隣への迷惑をかけにくくなります。
騒音の問題にも発展する可能性があるため、できればご近所さんへも挨拶しておきましょう。
遺品整理ではまず、タンスや押し入れ、引き出しなどの中を確認し、整理します。
重要なものや相続に関するものはきちんと仕分け、そうでないものは処分しましょう。
そのほかにも形見分けするものがあれば仕分け、不要なものはゴミに出すもの、買取に出すものなどを分けてそれぞれ処分していきます。
室内のものがすべてなくなったら、きれいに片付け、清掃して完了となります。
遺品整理は業者に依頼するのもおすすめ
遺品整理は故人が残したものを一つずつ確認しながら仕分けしていかなければならないため、時間も手間もかかってしまいます。
忙しい人や遠方に住んでいる人の場合、なかなか遺品整理をスムーズに進められないということもあるでしょう。
その場合には、すべて自分たちでやろうとせずに専門業者に依頼するのもひとつの手です。
遺品整理業者は遺品整理のプロですから、面倒に思える作業も含めまとまった時間で迅速に終わらせることができます。
「必要なものなのに間違えて捨ててしまった」「大切な遺品なのに手荒に扱ってしまった」といったトラブルも避けらるでしょう。
ただ処分するだけでなく、高価買取につながる品物については、必要に応じて買取を利用することもあります。
そうした遺品整理ののちには、ハウスクリーニングまでしっかりと行います。
賃貸物件の遺品整理のご依頼は、「まちの遺品整理屋さん」へお任せください。
遺品整理認定協会認定のサービスであり、充実したサービスをご提案いたします。
また、費用についても明確な料金体系で、サービス内容やスタッフの人数、特殊清掃の有無といったポイントを踏まえて詳細に記載し、納得のいく金額を提案いたします。
まとめ
賃貸物件で一人暮らしをしている人が亡くなってしまった場合には、連帯保証人や相続人に責任が引き継がれます。
遺品整理を先延ばしにしているとそのあいだも家賃の支払いが発生してしまいますので、なるべく早く対応しましょう。
「まちの遺品整理屋さん」では賃貸物件の遺品整理も含めて、遺族の負担を軽減するサービスをご提案いたしますので、お気軽にご相談くださいませ。
監修者:大坂 良太 所有資格:遺品整理士・事件現場特殊清掃士
作業は”丁寧”がモットー。大切な人が遺したものだから、私たちも 大切に扱わせていただきます。遺品にまつわる思い出話をうかがいながら、 一つずつ整理していく。こうした遺品整理の過程が「思い出の整理」となり、 少しでもお客様の心が温かくなればと願っています。
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