遺品整理・処理はどのように進める?最適な方法と発生する費用
2022/10/22
家族・親族が亡くなったあと、残された遺族に与えられる仕事が「遺品整理」です。
身近な人が亡くなった後の喪失感の中で遺品を整理するのは、気持ちの上でもなかなか苦しいものですよね。
そうしたときには遺品処理を業者へ依頼するという方法がありますので、費用とあわせて解説していきましょう。
遺品処理はどのように行えばいい?
多くの場合、遺品として残されるものは数が多かったり、どこになにがあるのかわからなかったりと、取り扱いが簡単ではありません。
また「故人を思い出して胸が痛むので、遺品を一つひとつ処理するのは嫌だ」と感じる人もいるでしょう。
そうした人におすすめなのが、遺品処理のサービスです。
このとき注意したいのは、遺品処理サービス業者と不用品回収業者はまったくの別物だということです。
不用品回収業者が扱うのは、あくまで「不用品」です。
そのため、遺品をすべて「不用なもの」「捨ててよいもの」と考えられてしまい、たとえ貴重な遺品が紛れ込んでいたとしても廃棄されてしまうかもしれません。
故人との思い出の品であったとしても、分別を細かく行わず、逐一依頼主に確認することもないまま粗雑に扱われてしまう可能性もあるでしょう。
遺族にとっては「大切な人のものなのだから、大切に扱ってほしい」と感じるかもしれませんが、そうした配慮が十分でないこともめずらしくありません。
トラブルに発展しないよう、きちんと遺品整理の専門業者へ依頼しましょう。
遺品整理の専門業者の料金相場
遺品整理の専門業者の費用は業者ごとに、そして遺品整理を行う場所の間取りごとに違います。
やはり間取りが小さいほうが、時間も短く、かかる費用も抑えられます。
1Rや1Kのような部屋であれば、3万~8万円ほどが費用の目安となり、所要時間も1~3時間ほどで終わります。
しかし3LDKや一軒屋などの大きな家であれば、半日や一日かかってしまうこともあります。
費用についても10~50万円ほどかかることがめずらしくありません。
さらに部屋の状態によっても、費用は変動します。
いわゆるゴミ屋敷のような部屋や特殊清掃が必要な部屋では、相場を超えてより大きな金額がかかりますので注意してください。
遺品整理の専門業者へ依頼する前にしておくべきこと
遺品整理の専門業者へ依頼する前には、遺族があらかじめ準備をしておくことをおすすめします。
まずチェックしたいのは現金、通帳、印鑑などの貴重品や形見がどこにあるかということです。
権利証や借用書、遺書などもよく探しておきましょう。
貴重品や書類関係は、たんすや机の引き出しなどに入っているケースが多いため、見つけられるものはきちんと見つけて遺族によって別途保管した上で、業者へ依頼するようにしましょう。
あわせて、思い出の品についても貴重品と同様に探して、保管しておくことをおすすめします。
アルバムや日記など、故人を感じられるものでぜひ残しておきたいと思うものは仕分けておくとよいでしょう。
さらに、注意したいのが「借りているもの」がないかという点です。
DVDやCDといったレンタル品が借りたままになっている場合、処分してしまわないようチェックしておきましょう。
また定期購入品などがないいかも確認し、解約の手続きを忘れないようにしてください。
手放す遺品の中には買取してもらえるものもあるかも
遺品と言っても、やはりすべてを大事に取っておくことはなかなか難しいものです。
致し方なく手放す場合には「捨てる」という方法のほか、「買取査定に出す」という方法も検討しましょう。
中には、高額買取につながる可能性のあるものも存在します。
特に貴金属や宝石、腕時計やブランドものは、高価買取につながるでしょう。
金や銀、プラチナは、高額で扱われるアイテムの代表格です。
中には、故人のご遺体から金歯を抜き取って換金したという例もあるくらい、高額で取り扱われています。
そのほかに骨董品、美術品、金券類や切手類、レコード、CD、DVDもきちんと価値を見極めてもらえる業者に依頼しましょう。
そうすることで単なる「不用品」ではなく、価値のある資産として取り扱ってもらえます。
また、アルコール類も未開封であれば値がつく場合があります。
希少な銘柄や、年代ものであればこちらも一度査定に出してみるとよいでしょう。
このように、単に「遺品」とまとめてしまえる品物のなかにもさまざまな種類があり、それぞれに別個の価値がつけられます。
「すべて不要なもの」と処分するのではなく、遺品整理の専門業者に依頼して適切に整理しましょう。
「まちの遺品整理屋さん」では、こうした遺品整理のお手伝いをいたします。
ゴミの量、処理に必要なスタッフの人数、リサイクル品の有無なども含めて適切なサービス内容をご提案いたしますので、まずはご相談ください。
まとめ
遺品整理のときには、なにから手をつければいいものか悩んでしまうこともあるでしょう。
不用品回収業者の場合には、細かな対応をしてもらえない可能性がありますので必ず遺品整理の専門業者へ依頼してください。
「まちの遺品整理屋さん」ではお客様が一人ひとりのケースに合わせ必要なサービス内容をご提案いたします。
監修者:大坂 良太 所有資格:遺品整理士・事件現場特殊清掃士
作業は”丁寧”がモットー。大切な人が遺したものだから、私たちも 大切に扱わせていただきます。遺品にまつわる思い出話をうかがいながら、 一つずつ整理していく。こうした遺品整理の過程が「思い出の整理」となり、 少しでもお客様の心が温かくなればと願っています。
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