ブラウン管テレビを手放すには?正しい処分方法と注意点を解説
2022/06/18
使わなくなったブラウン管テレビの処分にお悩みの方はいらっしゃいませんか?
新しいテレビの購入をきっかけに、ブラウン管が不要になるケースは少なくありません。しかし、ブラウン管テレビは、通常の燃えるごみのように気軽に処分できるものではなく、手放すためには手間がかかります。
そこで、今回は不要になったブラウン管の正しい処分方法や、処分する際の注意点について詳しく解説します。
目次
ブラウン管テレビの正しい処分方法
ブラウン管テレビを処分するにあたり、正しい選択肢となるのが大きく5つです。
具体的に、どのような処分方法があるのでしょうか。
自治体の指定取引場所に持ち込む
ブラウン管テレビが不要になったとき、自治体の指定取引場所に持ち込むことで回収してもらえます。
指定取引場所は自治体によって異なるので、窓口に問い合わせたり、ホームページで確認したりして、どこで引き取ってもらえるのかを調べてください。
リサイクルとして回収してもらうため、処分費用は1,000円~3,000円と比較的安価ですが、大きさやメーカーなどによってリサイクル料金が異なります。
リサイクルショップやフリマサイトなどで売却する
リサイクルショップやフリマサイトなどで売却する方法で、不要なブラウン管テレビを手放せます。
まだ使用できるブラウン管テレビであれば、希望者の手元に届けて、活用してもらえるので環境にも優しいのが魅力です。
ほかにも、ネットオークションに出品したり、知人や親族などの希望者に譲渡したりする選択肢もあります。
家電量販店に回収を依頼する
家電量販店でテレビを新調することで、ブラウン管テレビが不要になる場合、新しくテレビを購入する店舗で古いものを引き取ってもらえることがあります。
回収費用は、購入価格に応じて割引されたり、無料サービスとなっていたりすることがあるので、新調する前に確認しておくといいでしょう。
不用品回収業者に引き取ってもらう
ブラウン管テレビを手間なく、すぐに処分したいなら、不用品回収業者に引き取ってもらいましょう。
費用は数千円~1万円と差があるものの、最短で即日中に引き取ってもらえます。また、重たいブラウン管テレビを屋外まで移動する必要もありません。回収担当者が、屋内にあるブラウン管テレビを持ち出してくれるので、労力もかからないのがメリットです。
「指定場所まで持ち運ぶのが面倒」「今日中に不用品を手放したい」というときに、不用品回収業者は便利です。
ブラウン管テレビを処分する際の注意点
ブラウン管テレビを処分するにあたり、いくつか注意点があります。
具体的に、どのような注意点があるのか、以下を見ていきましょう。
回収や引き取りは「信頼できるところ」に相談する
不要になったブラウン管テレビの回収や引き取りを依頼する際には、信頼できる業者や団体に相談してください。
悪質なところに相談してしまうと、相場以上の回収・引き取り費用を請求されたり、回収した後のブラウン管テレビをそのまま不法投棄するリスクがあります。
思わぬトラブルに巻き込まれるリスクがあるので、口コミを確認したり、費用設定やサービス内容を明確にしている業者・団体に相談することが大切です。
ブラウン管テレビを移動する際の怪我に気を付ける
ブラウン管テレビのサイズが大きいときには、移動時の怪我に注意してください。
指定取引場所まで運んだり、屋外に出して置いたりするなど、大きなブラウン管テレビを移動する際に、腰や腕を痛めるなどの怪我を招く可能性があります。
また、2階から1階へ運ぶなど、階段を用いてブラウン管テレビを移動するときには、階段からの落下や転倒にも十分注意してください。
家電量販店に回収を依頼する前に確認すること
家電量販店にブラウン管テレビの回収依頼を検討している方は、実際に相談する前にいくつか確認しておくべきことがあります。
何を確認すればいいのか、以下を参考にしてみてください。
回収サービスの具体的な内容を確認する
家電量販店にブラウン管テレビの回収依頼をする前に、そもそもどのような回収サービスを提供しているのか確認しましょう。
店舗によって、「新しいテレビを購入時に回収可能」「回収のみにも対応」などサービス内容はさまざまです。
そのため、希望している回収サービスを展開している家電量販店に依頼する必要があります。
回収サービスにおける他店との価格差
ブラウン管テレビの回収サービスは、多くの店舗が提供していますが、価格には店舗ごとに差がある場合が多いものです。
実際、安価な店舗ではブラウン管テレビ1台あたり3,000円台で回収しているのに対し、高額なところでは、5,000円を超えるケースがあります。
なるべく安価な店舗を利用したいときには、複数のお店に見積もりを出したり、金額を確認したりして、予算に会う店舗を探してみてください。
おわりに
長年使用していたブラウン管テレビをどのように手放せばいいのか、悩む方は少なくありません。
処分方法は、意外にもたくさんあるので、自分に都合の合う方法を選んで手放すことができます。
ただし、場合によっては費用がかかったり、手間がかかる処分方法もあるので、無理のない範囲で手放せる方法を検討してください。
監修者:大坂 良太 所有資格:遺品整理士・事件現場特殊清掃士
作業は”丁寧”がモットー。大切な人が遺したものだから、私たちも 大切に扱わせていただきます。遺品にまつわる思い出話をうかがいながら、 一つずつ整理していく。こうした遺品整理の過程が「思い出の整理」となり、 少しでもお客様の心が温かくなればと願っています。
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