エンディングノートの作成
2020/04/24
エンディングノートとは、残りの人生をより豊かに過ごすために自身の希望を書き留めておくノートのことをいいます。
エンディングノートには、決まられた規格は存在せず、法的効力がありません。書かなければならない項目が決められているわけではないので、ノートに記載されている内容は人によって異なります。そのため、実際に何を書けばよいのかで悩む方もいると思います。今回は、エンディングノートの書き方についてご紹介します。
そもそもエンディングノートを書く目的は、今後の人生設計と家族にかかる負担を軽減することです。
そのため、エンディングノートは、「プロフィール」や「葬儀に関すること」などと項目を分けることで書きやすくなり、見る側も読みやすくなります。
エンディングノートに記載すると良い項目を具体的に見ていきましょう。
◆基本情報
名前、生年月日、血液型、住所、連絡先、家族構成、家系図など
◆連絡先
親類関係、友人関係など
◆自分史
学歴、職歴、結婚、家族の思い出、幼少期から今までの思い出、特技、趣味など
◆財産
預貯金、有価証券、口座番号、各種カード情報、各種加入保険、株式、不動産、借入金やローン、貸金、金融資産など
◆保険
生命保険、損害保険、契約内容や受取人の確認など
◆年金
公的年金、企業年金、個人年金
◆介護や医療
希望する介護や医療施設、費用、後見人(財産管理などを任せられる人)、延命措置の詳細、臓器提供、介護や治療方針の決定者、医療カウンセラーなど
◆葬儀
葬儀の内容、葬儀費用、宗派や宗教、戒名や法名、葬儀業者や会場、遺影写真、参列者リストなど
◆お墓について
埋葬方法、希望墓地、購入費用、墓地の使用権者、墓地の継承者、手入れ、お供え物など
◆遺言書について
遺産分割の内容、遺言書の有無、相続リスト、それらの保管場所など
エンディングノートには、たくさんの項目があります。すべてをまとめて書こうとすると大変でしょう。全てを一度に書く必要はありません。まずは、取りかかりやすい項目から書いてみてください。
エンディングノートの作成は必ず書く必要はありませんが、日頃言えない感謝の気持ちがあると思います。亡くなってからではその思いは届きません。そのために、伝えておきたいこと残しておくとよいかもしれません。これまでの人生を振り返りながら書いてみてはいかがでしょうか。
監修者:大坂 良太 所有資格:遺品整理士・事件現場特殊清掃士
作業は”丁寧”がモットー。大切な人が遺したものだから、私たちも 大切に扱わせていただきます。遺品にまつわる思い出話をうかがいながら、 一つずつ整理していく。こうした遺品整理の過程が「思い出の整理」となり、 少しでもお客様の心が温かくなればと願っています。
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